肌とLPS
はり・弾力とLPS
LPSは、はり・弾力あふれる肌に導く
肌のはり・弾力の基になるヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンを作り出しているのは、真皮にある線維芽細胞。LPSは肌に存在する免疫細胞マクロファージに働きかけることで、線維芽細胞の増殖を促進し、はり・弾力あふれる肌に導くことが実証されています。下記グラフは、通常の線維芽細胞の増殖速度と、LPSで刺激したマクロファージの培養液を加えた線維芽細胞の増殖速度を比較したもの。結果、LPSで刺激したマクロファージからの分泌物を与えた線維芽細胞の増殖速度が10倍に高まることがわかりました。
また、線維芽細胞をLPSで刺激すると、肌のヒアルロン酸合成力が約2倍に高まり、さらに線維芽細胞にLPSで刺激したマクロファージの培養液を与えると、約4倍に高まることがわかっています。つまり、LPSはマクロファージを活性化させるのはもちろんのこと、線維芽細胞にも直接的に働きかけ、肌のはり・弾力を高めるのです。