健康とLPS

インフルエンザ予防とLPS

インフルエンザワクチンとLPSを同時に舌下投与した場合、抗体産生が有意に高まる

ワクチンとは、一度病原菌にさらされるとその病原菌に対する抗体が体の中につくられて、2度目に感染した時には症状が出ない、もしくは軽くてすむ、という獲得免疫の原理を応用した予防法です。インフルエンザワクチンは、インフルエンザウイルスの一部や、殺したインフルエンザウイルスが投与されます。しかしこの時、インフルエンザウイルス成分の投与だけでは抗体は60%程度しか効果的に誘導されないことがわかりました。そこで、インフルエンザワクチンとLPSを同時に投与し生存率を動物実験で検証。インフルエンザワクチンとLPSを同時に舌下投与した場合、抗体産生が有意に高まることがわかりました。

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